医局のご紹介
診断から治療までのプロとして、各診療科から頼られる放射線科医局。
各科に頼られるオールマイティなジェネラリスト。
あらゆる診療科と連携し、画像診断,核医学,IVR,放射線治療と、多方面から病院全体を支えるのが「放射線科」の特徴です。病院に欠かせない「相談役」として頼りにしていただいています。
当医局には、各分野のスペシャリストがいますので、お互いに質問や相談がしやすく、オールマイティなジェネラリストが自然と育っていくことも特徴の一つです。
診断から治療に関する幅広いカンファレンスにより、常に医療技術の向上を目指しております。
現在、毎週行っているカンファレンスとして、肝胆膵カンファ(診断・IVR・放治)、乳腺術前カンファ(診断)、肺癌カンファ(放治)、脳神経カンファ(診断)、認知症画像カンファ(神経、RI)、毎月のカンファレンスとして救急外科カンファ(診断)、乳腺画像カンファ(診断)、数ヵ月に一度のカンファとして肝臓外科術後カンファ(診断)があります。また、判らない事があれば各科のDr.からいつでもコンサルトを受けています。これだけ、福大放射線科は臨床各科と連携を取りながら、チーム医療に貢献してます。
専攻医の皆さんを、大切に、院内で育てる教育方針。
専攻医の皆さんにとって、専門医となるまでの初期教育こそ最も重要。
当医局では、専門医となるまでの初期教育を重視し、放射線科専門医(旧一次試験)試験合格までは大学で少なくとも3年間は教育する方針としています。専門医試験合格後、診断専門医を目指す人は関連病院で研修を行う場合もありますが、治療専門医を目指す人は、大学での研修となります。
新入局員となるみなさんを原則として福岡大学内で研修する方針は、初期教育のときにこそ、各分野のスペシャリストが身近に存在し、気軽に相談や質問ができる環境が重要だと考えているからです。したがって、入局直後から学外の関連施設に配属することは,原則として行いません。
3ヶ月ごとに各4グループをローテーションしながら研修し、スペシャリストを育てる。
当科のグループは、血管造影・血管内治療(IVR)・体幹部診断(Body)/脳神経診断(Neuro)/核医学(RI)/放射線治療(RT)の4グループに分かれています。各グループを3カ月毎にローテートします(RIとRTは同時に研修)。各グループで専門的研修を受け、6年経過後に日本医学放射線学会専門医の取得となり、その時点で希望グループと医局配置調整にて更に専門性が決定します。
各科と連携する放射線科だからこそ、研修医のみなさんには、ぜひ見学だけでもお越しいただきたいです。
医学部学生時代は放射線科業務の詳しい内容はわからなかったと思います。しかし、卒後の前期研修で放射線科を研修した方、また、他科で研修した方はほぼ経験したと思いますが、画像診断を始め、IVR、放射線治療は全科と関与しています。総合病院には放射線科は欠かせない重要な診療科なのです。
例えば、診断に苦慮している症例が画像検査をされ、合同カンファレンスや読影室への主治医の直接のコンサルトにより確定診断に至ることも多くあります。放射線科は多くの科から頼られる診療科であり、病院全体を底から支えている重要な診療科なのです。
当科では毎年,多くの見学者を受け入れています。見学は半日~一日程度です。特に重点的に見学したい分野のご希望があれば,調整可能です。
原則として各セクションのチーフが対応いたしますが,さらに,若手の先生に業務内容や環境について直接相談できる機会を設けます。具体的な見学スケジュールのこちらのページに示します。興味のある方はお気軽にご連絡ください。