働きやすい職場

働きやすい職場

男女にかかわらず働きやすい職場を目指し、一人でも多くの放射線科医を育てあげる。

医師の復職サポートからキャリアデザインまで。

一旦、離職した医師にも、医療の現場に復帰していただきたいと考え、復職のためのサポート体制を整えています。それぞれのニーズに応じて、研修や就労を含め長期にわたるキャリアデザインまでも支援させていただきます。

責任と誇りを持った医師を育て、より良い医療を社会へと還元してゆくことを目指す。

当医局が目指すところは「生活も大切にしながら」、生命を預かる医師という仕事に「責任と誇り」をもって生き生きと取り組む人材を育成することです。研修医のみなさんには、医師になっていただくことはもちろんですが、その後、働き続けていたただくことも大変重要なことです。

その継続が医師としての成長を促し、結果的に、より良い医療が社会へと還元されていきます。当医局は、男性女性にかかわらずライフワークバランスのとれた働きやすい職場を目指し、みなさんに働き続けたいと思っていただく環境づくりを目指しています。

医療の現場で輝く当医局の女性Drのみなさん。

乳腺検査分野で活躍中の「藤光医師」をはじめ、注目が高まる様々な分野が活躍の場となっております。

近年、乳癌検診の啓蒙活動や、マンモグラフィ関連のニュースなど、この分野への注目は増しており、マンモグラフィ読影技術の資格取得講習も、全国でさかんに行われております。

このような中、当科の乳腺検査分野で活躍するチーフDr.の「藤光医師」は、福大病院内で過去にMMG講習会を主催するなど、全国各地にマンモグラフィ読影を啓蒙する活動を行っております。早期の乳癌発見につながるマンモグラフィ読影が普及し、多くの乳癌患者を救うことを志し、医療の現場以外のフィールドでも活躍されています。

第21回乳癌画像研究会セミナーを開催いたしました。

平成24年8月25日(土)14時~福岡大学メディカルホールにて「乳管内病変の病理と画像」を、講師に「秋山 太」氏「岩瀬 拓士」氏「渡邉 良二」氏「中原 浩」氏をお招きし、主催いたしました。 ( 当医局チーフ:藤光医師 )

日本乳癌画像研究会セミナー

遠隔診断など、将来的には、「在宅ワーク」も可能となる放射線科医という職業。

女性の就業と産後リワークについて。

「結婚,出産,子育て」などを考えると、女性が働きやすくなったと言われる現代であっても、まだまだライフワークと両立するには、様々な負担や問題があるのが現状です。また、結婚や子育てで現場を離れ、ブランクが空きすぎると、医療の世界も日進月歩ですので、復帰して感覚を取り戻すには相当の努力と覚悟が必要になります。ですから、現場を離れている場合であっても、少しでも医療の現場と接点が持てることに越したことはありません。

このような現状から、近年、女性の働き方も多様性を増していっています。そして、女性医師としての選択の一つとして、「読影医」という資格はこれから、ますます注目されていくでしょう。

当医局では、結婚・出産後にも様々な勤務形態を選択することができます。

  • 子育てをしながら遠隔読影を中心に仕事を続ける

  • 出産後早期に職場復帰 ..etc

といったように、あなたのライフワークに合わせて勤務形態を選択できることも放射線科医の大きな魅力です。放射線科医という選択を是非、一度ご検討ください。まずは、お気軽に見学にお越しください。お待ちしております。

ご自身の生活スタイルに合わせて、無理なく仕事を続けられるのが放射線科医としての魅力の一つなんです。福岡大学放射線科卒「Dr.坂本 佳子」さん
へのインタビュー

放射線科医「Dr.坂本 桂子」の在宅ワークという選択。

私は鹿児島大学卒業後、結婚を機に鹿児島大学放射線科から、福岡大学放射線科へと入局いたしました。そして第二子出産後、研究生、登録医を経まして、復帰までは在宅での「読影診療」を行っていました。

自宅での読影診療を通じて、社会へと恩返しをさせていただいているのが最大の喜びです。

自宅には小さいながらも読影専用の機器をおいたスペースをつくり、放射線科読影医として、社会へと恩返しをさせていただいていました。また非常勤として週に2~3回福大で読影業務をしていました。第三子出産後、現在はフルタイムで働いています。放射線科医だからこそできる生き方というか、このようなお仕事の選択があることを、少しでも研修医のみなさんに知って頂ければ幸いです。

当教室では見学者を歓迎しています